選手コース:横浜トラ_最終調整

「テーパリング」

本番で実力を発揮させるには、今までの能力向上のための強化トレーニング、また、その疲労から十分に回復を促す為の休息が必要となります。レース前には完全に回復をさせておけるようにトレーニングの量や強度を調整していきます。これを「テーパリング」といいます。

能力向上を求めるあまり、過剰なトレーニングに起因するオーバートレーニングにならないよう注意が必要であり、計画的な強化トレーニングには計画的な回復を設けてあげる必要があります。

ポイントは、トレーニング量は減らして、強度を高めた「刺激」を入れることです。例えば、直前での練習は時間を減らすことで、相対的に疲労を和らげます。また、レースのパフォーマンスを高める為にレースと同等、もしくはそれ以上のパワーやスピードを刺激としてトレーニングを行うことで、そのキツさに感覚的に慣れると共に、筋肉と神経の出力を上げていきます。

ニューマシーンを追加しました!

本日は、2名の女子エリート選手の個別指導を行いました。レース前のブリックトレーニングとなると、わたしも並走するだけでヘロヘロです(笑)